株式会社MGAAIコラム
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このコラムは、株式会社MGAの社内研修を、そのまま公開しています。

第14話幹読了5分

AI活用の失敗例

丸投げ・鵜呑み・情報漏れ。共通点は「新人の像」⁠を忘れたとき。

丸投げ 読まずに送った 忘れたのは 「責任を取らない」 鵜呑み 数字を確かめなかった 忘れたのは 「続きを当てる機械」 情報漏れ 名前を伏せずに入れた 忘れたのは 「社外に見せるのと同じ」 どれも、慣れてきたころに起きる。
図14 失敗は3種類しかない。3つとも第1部で防げる。

AIを使った失敗は、突き詰めると3種類しかありません。3つとも、この第1部で見てきたことを忘れたときに起きます。

一つ目、丸投げ。お詫びのメールをAIに書かせて、読まずに送った。文面は丁寧だったが、お客様の社名が一字違っていて、二重のお詫びになった。忘れたのは、第1話の「責任を取らない新人」。新人の書いた文を、上司が読まずに出すことはありません。

二つ目、鵜呑み。月次の件数をAIに集計させて、そのまま報告した。合計が合っていなかった。忘れたのは、第2話の「続きを当てる機械」。数字は続きやすさで出てくるので、第7話の一点検算をしていれば、すぐ分かったはずです。

三つ目、情報漏れ。急いでいて、伝言メモをそのまま個人のAIに貼り付けた。お客様の名前と電話番号が、社外のサーバーに残った。忘れたのは、第5話の「AIに渡す=社外に見せる」⁠と、第6話の伏せ字。10秒の手間を惜しんだ結果です。

3つとも、AIが悪いのではありません。そして3つとも、初心者ではなく、少し慣れてきた人に起きます。最初は怖くて確かめるのに、10回うまくいくと11回目は確かめなくなる。だからこの第1部は、慣れたころにもう一度読んでください。

自分がどれをやりそうか、先に決めておくと防げます。急ぐ人は丸投げ、数字に強い人ほど鵜呑み、親切な人は情報漏れ。自分の癖を一つ、知っておく。

3行まとめ

  1. 失敗は丸投げ・鵜呑み・情報漏れの3つだけ。
  2. 3つとも、第1部の「像」⁠を忘れたときに起きる。
  3. 初心者ではなく、慣れたころに起きる。第1部を読み返す。

今日やること1つ

3つのうち、自分が一番やりそうなものを1つ選ぶ。選んだら、その回(第1・2・5話)⁠の3行まとめをもう一度読む。

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