同じことを、社内チャットに書くとき、上司に報告するとき、お客様に送るときで、長さも言葉も変わります。人がやると3回書くことになりますが、AIなら元の文を一つ渡して、3通り作らせられます。
指定するのは2つ。字数と読者。「50字で、社内チャット向け」「200字で、上司への報告」「400字で、お客様向け」。字数だけだと中身が薄くなり、読者だけだと長さが決まらない。両方言います。
短くするときは「何を残すか」を言うと外しません。「結論と期限だけ残して50字」。長くするときは「何を足すか」。「経緯とお詫びを足して400字」。言わないと、AIは勝手に決めます(第8話)。
長くする方には注意があります。AIは、材料がなくても長くできてしまう。足された部分に、あなたが渡していない「それらしい事実」が混ざります。長くしたときは、足された文をひとつずつ、本当にそうかと見る。事実はあなたが渡すものです(第9話)。
この「同じ内容の作り分け」は、第3部で毎日使います。夜間の応対報告を、お客様向けと社内向けに一度で作る。そのときの型がこれです。