株式会社MGAAIコラム
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このコラムは、株式会社MGAの社内研修を、そのまま公開しています。

第6話幹読了5分

お客様情報・個人情報の扱い

伏せてから渡す。その手順と、伏せてもだめな場合。

渡す前 山田太郎様(03-1234-5678)より、○○商事の佐藤様宛。 「見積書の件で至急折り返しが欲しい」とのこと。 ↓ 社名・人名・番号を置き換える 渡す形 Aさん(番号略)より、B社のCさん宛。 「見積書の件で至急折り返しが欲しい」とのこと。
図6 伏せても、用件と文の形は残る。整形には十分。

第5話の「伏せれば入れてよい」⁠の、伏せ方です。手順は機械的で、慣れれば10秒です。

社名は「A社」「B社」⁠に。人名は「Aさん」「Bさん」⁠に。電話番号とメールアドレスは消して「(番号略)」⁠と書く。住所は市区までにする。金額は、案件の特定につながるなら「約○万円」⁠に丸める。案件名や商品名も、それだけで相手が分かるなら記号にします。

やってみると分かりますが、伏せても仕事はできます。伝言メモを整えるのに、相手の本名は要りません。用件と、丁寧さの度合いと、緊急かどうかが残っていれば十分です。整えた文が戻ってきたら、記号を元に戻す。この「戻す」⁠ときに一字違えば事故なので、ここは必ず目で確認します。

伏せてもだめな場合があります。内容から相手が特定できるとき。有名企業の特殊な案件、報道されている出来事に関わる話、社内でも数人しか知らない情報。こういうものは記号にしても意味がないので、入れません。

理由は2つあります。法律(個人情報保護法)⁠と、お客様との契約(秘密保持)⁠です。当社は数多くのお客様の電話を預かっています。一件の漏れが、一社との契約ではなく、会社の信用そのものに関わる。事故は「ちょっとだけなら」から始まります。ちょっとだけを、なしにする。

3行まとめ

  1. 社名→A社、人名→Aさん、番号→消す。10秒の作業。
  2. 伏せても仕事はできる。戻すときに必ず目で確認。
  3. 内容から特定できるものは、伏せても入れない。

今日やること1つ

昨日の伝言メモを1件選び、紙の上で伏せ字に書き換えてみる。まだAIには入れない。「これで整形できるか」⁠を自分で見る。

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