株式会社MGAAIコラム
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このコラムは、株式会社MGAの社内研修を、そのまま公開しています。

第7話幹読了5分

AIの答えを確かめる3つの方法

全部は確かめない。固有名詞・数字・日付・断定だけ。

① 根拠を出させる 「根拠を示して」 出典を自分で開く ② 新しい会話で聞き直す 会話を変えて同じ質問 違えば要注意。Web検索も可 ③ 一点だけ検算 自分が知っている一点 そこが違えば全体を疑う 見る場所は、固有名詞・数字・日付・「必ず」「絶対」などの断定
図7 確かめ方は3つ。どれか1つでよい。

「確かめろ」⁠と言われると、全部を読み直す人がいます。それでは時間が合わず、続きません。確かめる場所を絞ります。固有名詞、数字、日付、そして「必ず」「絶対」「すべて」⁠のような断定。文の流れや言い回しは確かめなくていい。そこはAIの得意分野です。

方法は3つ。一つ目、根拠を出させる。「その根拠を示してください」⁠と続けて頼むと、出典や資料の箇所を出してきます。ただし出典そのものが架空のこともあるので、必ず自分で開く。開いて書いてあれば本物、なければ嘘です。

二つ目、新しい会話で聞き直す。今の会話を離れて、新しい会話を開き、同じ質問をもう一度します。AIは会話の流れに引きずられるので、流れのない場所で聞くと、別の答えが出ることがあります。2つの答えが一致すれば信じてよい確率が上がり、食い違えば少なくとも一方は間違っています。事実に関わる質問なら、Web検索をオンにして聞き直す方法もあります(第36話)。検索型は根拠のページを示すので、①と合わせて使えます。

三つ目、一点だけ検算する。答えの中に、自分がすでに知っていることを一つ探して、それが合っているかを見る。合っていれば他も合っている見込みが高く、そこが違えば全体を疑う。

時間の目安を言っておきます。作らせるのに1分、確かめるのに3分。これが普通です。「AIを使えば一瞬」⁠ではなく、「作る時間が消えて、確かめる時間が残る」。確かめる3分は、人にしかできない仕事です。

3行まとめ

  1. 確かめる場所は、固有名詞・数字・日付・断定だけ。
  2. 根拠を出させて開く/新しい会話で聞き直す/一点検算。どれか1つ。
  3. 作らせる1分、確かめる3分。確かめは人の仕事。

今日やること1つ

最近ニュースで見た事実を1つAIに聞き、「根拠を示して」⁠と続けて、出てきた出典を自分で開いて確かめる。開けなかったり、書いていなかったりしたら、それが第4話の嘘です。

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