株式会社MGAAIコラム
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このコラムは、株式会社MGAの社内研修を、そのまま公開しています。

第8話幹読了5分

「頼み方」⁠で結果が変わる理由

足りない情報を、AIは勝手に埋める。埋められた部分が事故になる。

曖昧に頼む メール書いて 相手?用件?丁寧さ? → AIが勝手に決める 具体的に頼む 誰に・何を・どう 埋める余地がない → そのまま使える下書き
図8 空欄はAIが埋める。埋めさせない頼み方が、良い頼み方。

「AIを使ってみたが、使えなかった」⁠という人の話を聞くと、ほとんどが頼み方で説明がつきます。「いい感じに」「適当に」「メール書いて」。これで人に頼んだら、新人でも聞き返します。「誰宛ですか」「用件は何ですか」。

AIは、聞き返しません。最近は聞き返すこともありますが、期待しないでください。足りない情報があれば、勝手に埋めて進みます。相手が分からなければ「お客様各位」⁠にする。用件が分からなければ、それらしい用件を作る。この「勝手に埋めた部分」⁠が、そのまま送られたときの事故になります。

だから頼み方で結果が変わるのは、AIが気まぐれだからではありません。第2話の通り、あなたの文が前半で、AIが後半を当てるからです。前半に空欄があれば、後半はその空欄を埋めた続きになる。空欄をなくせば、埋める余地がなくなる。

体で覚えるには、同じ頼み事を3通りで頼んで、答えを並べるのが一番早い。「案内文を書いて」「取引先向けの夏期休暇の案内文を書いて」「取引先向け、8月13日から16日まで休業、緊急は夜間窓口へ、200字、件名も」。3つ目だけが、そのまま使えます。

次の第9話で、空欄をなくすための型を渡します。型は3つの箱で、慣れれば頭の中で組めます。

3行まとめ

  1. AIは聞き返さない。足りない情報は勝手に埋める。
  2. 埋められた部分が、そのまま事故になる。
  3. 空欄をなくす頼み方が良い頼み方。型は第9話。

今日やること1つ

「AIは使えない」⁠と思った経験があれば、そのときの頼み方を思い出して、何の情報が抜けていたかを1つ書く。経験がなければ、上の3通りを試して答えを見比べる。

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