頼み方の型です。3つの箱を埋めてから頼みます。
一つ目、目的。何のためか、誰に向けたものか。「取引先向けの夏期休暇の案内」「上司に出す今日の報告」「クレームの一次返信」。目的が決まると、AIは丁寧さも長さも、ある程度自分で合わせます。3つのうち一番効くのがここで、これだけ言っても結果は変わります。
二つ目、材料。元になる文、入れるべき事実、守るべき条件。「8月13日から16日まで休業」「緊急は夜間窓口へ」「元の伝言メモはこれ」。材料を渡さないと、第8話の通りAIが勝手に作ります。事実はすべて、あなたが渡すものです。
三つ目、形式。長さ、形、丁寧さ。「200字」「箇条書きで3つ」「文章で」「件名もつけて」「丁寧に」「くだけた感じで」。形式を言わないと、たいてい長すぎるものが返ってきます。
3つを一つの文にすると、こうなります。「取引先向けの夏期休暇の案内文。8月13日から16日まで休業、緊急は夜間窓口へ。200字、丁寧に、件名もつけてください」。これで、ほぼそのまま使える下書きが出ます。
慣れてきたら、箱を2つ足します。「役割」(あなたは電話応対の教育係です)と「例」(お手本を一つ渡す)。第2部の第33話、第34話でやります。まずは3つで十分です。